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南海トラフ地震臨時情報に伴う避難場所の確認と備え

帰省先の避難場所を確認

南海トラフ地震臨時情報が発表されたことを受けて、皆さん、帰省先の避難場所を調べるなど、行き先での備えについても確認をしているようです。

今回の地震と防災対策

おとといの地震のあと、南海トラフ地震の想定震源域に変化はあるのか。

気象庁によりますと、これまでのところ、ひずみの変化はふだん見られるもの以外に特段、観測されていないということで、引き続き、監視を続けています。

ただ、今回の地震の震源となった日向灘では、過去に地震が相次いでいます。

気象庁にデータが残っている1919年から今回の地震が起きるまでにマグニチュード7クラスの地震が5回起きていて、きのう、臨時の会合を開いた政府の地震調査委員会は、今回も繰り返し起きている地震の1つだと評価しました。

一方、昨夜、神奈川県で震度5弱の揺れを観測した地震と、南海トラフ巨大地震との関係については、地震調査委員会の平田委員長は、積極的に関係があるというデータは得られていないと述べ、影響はないとの見解を示しました。

こちらの地図で示した緑色の自治体は、南海トラフの巨大地震に備えて、防災対策の推進地域に指定されている自治体です。

今回の臨時情報の発表を受けて対策が進められています。

南海トラフ臨時情報というものが発令されまして。

このうち、大阪・港区では、地域の防災活動の中心を担う住民が、災害時の対応を学ぶ勉強会が開かれました。

大阪・港区は南海トラフ地震が発生した場合、広い範囲が津波で浸水するおそれがあります。

講師を務めた区の防災アドバイザーは、最寄りの避難場所を確認することや、家族と話し合って、避難ルートや集合場所、連絡手段を決めておくことが重要だと説明しました。

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