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南海トラフ地震臨時情報と対応

各地での対応と防災対策の状況

南海トラフ地震臨時情報の発表から3日です。

各地では、戸惑いながらの対応が続いています。

徳島市の阿波おどりは、予定どおりきょう開幕しました。

会場では、客席ごとに最も近い避難経路が示され、いざというときに備えていました。

一方、宮崎県日南市では、海水浴場や沿岸部にあるキャンプ場などが閉鎖されています。

こうした中、海から離れた場所にあるプールでは、大勢の家族連れの姿が見られました。

気象庁によりますと、南海トラフ地震の想定震源域では、これまでのところ、地殻変動や地震活動に特段の変化は観測されていないということですが、防災対策の推進地域に指定されている市町村に対して、地震発生から1週間は、備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。

臨時情報の発表から3日。

心身の疲れがたまっている人たちもいます。

高知県黒潮町の避難所に身を寄せていた2人の女性です。

2人は高齢のため、避難所では町の職員に付き添ってもらうことも多く、気疲れによるストレスも感じたということで、自宅に戻ることを決めたということです。

外国人向け情報伝達の課題と取り組み

臨時情報を巡っては、外国人にどう正しく情報を伝えるかも課題となっています。

きょう、東京駅では。

国内外から多くの観光客が訪れる名古屋城です。

日本語に加え、英語、韓国語、中国語でも注意を呼びかけています。

静岡県浜松市では昨夜、外国人コミュニティーで防災に関する啓発活動を担う外国人を集めた会議が開かれました。

今回の臨時情報の発表で、すぐに地震が起きるのではないかと不安に思う人も少なくないということで、会議では、地震への備えを広く周知するよう呼びかけていました。

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