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パリオリンピックでの国際社会の分断の顕在化

メダリストたちの帰国と大会の盛り上がり

続いては日本時間のきのう、17日間の熱戦に幕を下ろしたパリオリンピックです。

コロナ禍を経て、観客も戻ってきた大会となりました。

盛り上がりましたけれども、その一方で、期間中には国際社会の分断があらわになる場面もありました。

平和の祭典、オリンピックは世界にどんなメッセージを残せたのでしょうか。

歓声に包まれた成田空港。

メダリストたちが次々と帰国しました。

羽田空港でも。

早田ひな選手が到着しました。

ファンの声援に笑顔で手を振っています。

オリンピックと国際政治の対立、平和への願い

一方、イスラエルの選手たちは国を代表して出場しました。

ガザ地区への攻撃が続く中、パレスチナ側は、大会に合わせて紛争の休戦を求める国連総会の決議に違反しているとして、出場を認めないよう、IOCに要請しましたが、IOCは要請に応じませんでした。

期間中には、イスラエルの参加に抗議するデモも行われました。

平和の祭典とされるオリンピック。

今大会を、複雑な思いで見つめていた人がいます。

19世紀末、スポーツを通して、平和でよりよい世界の実現に貢献しようと、オリンピックを復活させた、近代オリンピックの父、ピエール・ド・クーベルタン男爵の末えいの男性です。

国際政治の対立が持ち込まれている現状は、当初の理想とはかけ離れていると指摘します。

その上で。

国際情勢が緊迫している今こそ、オリンピック本来の姿を追求すべきだと訴えていました。

今回、選手村には、ある広場が。

そこに置かれたのは、平和への願いを書き込む10本の柱です。

日本語で書かれたメッセージもありました。

世界はひとつ。

書き込んだのは、日本選手団の副団長、谷本歩実さんです。

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