昨年度の自衛隊の緊急発進、これまでの10年間で最少
防衛省のまとめによれば、昨年度の自衛隊の緊急発進・スクランブル回数はこの10年で最も少ないとされる669回だったという。
自衛隊の緊急発進は、領空を侵犯しそうな航空機に対して行われます。
同回数の内訳は、中国機が479回、ロシア機が174回、北朝鮮機が2回となっています。
中国機に対する監視活動継続、緊急発進減少傾向の理由は不明
防衛省は、中国機に対する緊急発進の回数は前年度に比べて減少しているものの、活動範囲の拡大などを受けて引き続き高いレベルを保っており、その警戒・監視活動は継続するとの見解を示しています。
緊急発進の減少傾向に関しては詳細な理由が明らかにされていませんが、今後の動向が注視されます。