拉致被害者家族会のアメリカ訪問と活動方針
北朝鮮に拉致された被害者の家族が、アメリカ訪問後に帰国し、日本政府に対して引き続き全ての被害者の一括帰国を要求しました。
ラッキ被害者の家族会代表である、横田めぐみさんの弟、横田拓也さんと母親の田口八重子さんを拉致された飯塚耕一郎さんがコメントを発表しました。
アメリカ訪問中、彼らはアメリカのゼヤ国務次官などの政府高官、NSC・国家安全保障会議のラップフーパー上級部長、そして議会の上下両院の議員らと面会しました。
家族会の新しい活動方針である、全拉致被害者の一括帰国が実現されるなら、わが国が北朝鮮にかけている独自制裁を解除することに反対しないと説明し、理解と支持を得ました。
政府への更なる行動要求とキム・ジョンウンへの呼びかけ
日本政府の働きかけと引き続きの一括帰国の要求について、横田拓也さんらは日本政府に対し、インパクトのある適切な行動をとるよう求めました。
また、北朝鮮のキム・ジョンウン総書記に対して、人権問題や拉致問題を解決するための「勇気ある英断」を呼びかけました。
彼らの訪米は、拉誘問題の解決に向けた重要なステップとなり、政府や議会との理解が深まる期待があります。