急増する不正利用被害とその手口
キャッシュレス決済が急速に広がる中、注意すべき被害が明らかになりました。
こうしたクレジットカードの情報が不正に使われている。
気付いた人がカード会社に、利用を止めてください、停止してくださいと届け出をしました。
普通、ここで止まりますよね。
ところが、その後も利用が止まらず、身に覚えのない請求が届くというものなんです。
スマホをかざすタッチ決済の一部を悪用した新たな不正の手口と見られています。
カード会社と関連企業の対策
事態を受け、カード会社は、不正利用を抑える対策を進めていて、タッチ決済のサービスを提供しているNTTドコモも、ことしに入ってから同様の被害を把握しており、関連企業と連携して、対策を進めているとコメントしています。
決済システムに詳しい専門家は、利用者はカードの利用明細をこまめに確認し、身に覚えのない請求があった場合はすぐカード会社に連絡をすることが大切だとしたうえで、カード会社側の対策強化の必要性を指摘しています。