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和歌山県田辺市が市役所を津波対策のため高台に移転

新庁舎の完成と機能概要

和歌山県田辺市は南海トラフ巨大地震を見据え、市役所を高台に移転し、本日より業務を開始した。

新庁舎は鉄筋コンクリート造りの地上6階建てで、これまでの庁舎が築50年を超え、津波の浸水想定域内にあったため、約122億円を投じて建設された。

新庁舎は海から約1キロ離れた標高19メートルの高台地区に設けられている。

防災機能と地域の安全強化施策

防災を重視した建設で、1階と2階の柱は震度7に耐えられる免震構造が施されている。

また、津波が発生した際には1階の駐車場や多目的ホールに最大2300人が一時避難でき、市長室がある5階には災害対策本部として使用するオペレーションルームが設けられている。

和歌山県内では既に海南市役所や串本町役場も高台へと移転を終えている。

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