イスラエルとヒズボラの攻撃の応酬
イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは、攻撃の応酬を続けていて、緊張が高まっています。
地上作戦の可能性にも言及しているイスラエルの対応が今後の焦点です。
イスラエルを北部レバノンとの国境付近で撮影されたとされる映像です。
イスラエル軍の戦車が展開しています。
アメリカのメディアは、アメリカ政府の高官が、イスラエルはまだ決定していないと見られると強調したとしながらも、イスラエル軍がレバノンへの限定的な地上作戦を行う可能性があると見ていると伝えました。
このところイスラエル軍は、レバノンへの攻撃を激化させています。
ヒズボラの軍事力と戦略
また、一連の攻撃で多くの司令官も殺害され、ヒズボラの戦略や軍事作戦上の指導力を混乱させている可能性があると分析しています。
ヒズボラは、イスラエルに抵抗する民兵組織として1982年に発足しました。
15万発に上るミサイルやロケット弾に加えて、無人機も保有していて、戦力はレバノンの正規軍を上回るともいわれています。
政治活動も行っていて、国政にも影響力を持っています。