首脳会議の開催目的と出席者
2024年5月、日本、中国、韓国の3カ国が首脳会議を開催することに向けて調整が進められています。
この会議は、2019年12月に中国四川省成都で開催されて以来、約4年半ぶりのこととなります。
岸田総理大臣、李強首相、ユン・ソンニョル大統領が出席する予定で、会議は韓国・ソウルで26日から27日にかけて開かれる方向で最終調整が行われています。
議題:地域安全保障と北朝鮮対策
この首脳会議では経済協力や人的交流の促進が一つの大きなテーマですが、地域の安全保障に関する課題も重要な議題となるでしょう。
特に注目されているのは、北朝鮮の核・ミサイル開発問題と拉致問題です。
これまでの外相会議での合意に基づき、これらの問題について各国首脳が意見を交わすことが予想されます。
北朝鮮が先月下旬に行ったロケットエンジン燃焼実験も、地域の安全保障環境に影響を与える可能性があり、関連する討議が予想されます。