自民党、裏金事件での対応を発表
自民党は派閥の裏金事件をめぐり、次の衆院選で合わせて12人を公認しないと発表しました。
非公認とした12人について党幹部は、裸一貫で戦って有権者の信頼を得て戻ってきてもらいたいと述べ、苦渋の決断だったと漏らしました。
自民党はけさ、次の衆院選での公認などを巡って選対会議を開き、裏金問題に関わり重い処分を受けた萩生田元政調会長ら6人に加えて、党本部が選挙区情勢などを踏まえて判断した小田原潔衆院議員、菅家一郎衆院議員、中根一幸衆院議員、細田健一衆院議員、今村洋史元衆院議員、すでに不出馬を表明している越智隆雄衆院議員の合わせて12人の非公認を決定しました。
候補者選定の判断に対する不満の声
また、比例単独で出馬の可能性がある杉田水脈衆院議員らについては、今回公認するかどうかの判断は見送られました。
一方、この判断に選対会議に出席した安倍派議員からは不満の声が上がっています。