時事ニュース

ガザ地区でポリオワクチン接種が再開も空爆で中止

ポリオワクチン接種の開始とその背景

ガザ地区では14日、ポリオワクチンの2回目の接種が始まりましたが、接種会場に指定されていた学校がその前夜に空爆され、多くの子どもを含む20人以上が死亡しました。

国連機関は人道的な一時停戦を尊重するよう訴えています。

ガザ地区では衛生環境の悪化からポリオの感染拡大が懸念されており、WHO・世界保健機関は14日から、中部で2回目のワクチン接種を始めたと発表しました。

接種は10歳未満のおよそ59万人を対象に、25日にかけて行い、接種の時間帯は戦闘を停止することで、イスラエル軍とイスラム組織ハマスが同意しているとしています。

空爆の影響と国連の呼びかけ

しかし13日夜、中部ヌセイラトで、翌日の接種会場に指定されていた学校が空爆を受け、ガザ地区の地元当局によりますと、学校に身を寄せていた多くの子どもを含む22人が死亡したほか、80人がけがをし、接種が中止されました。

国連パレスチナ難民救済事業機関は、この重要なワクチンをできるだけ多くの子どもに届けるため、すべての関係者は人道的な一時停戦を尊重しなければならないと呼びかけています。

関連記事

  1. 武藤経済産業大臣がモロッコの投資相と投資促進の覚書を交わす
  2. 衆議院選挙が来週公示、自民・公明両党が候補者擁立を終了
  3. 南アフリカで見つかった20億年前の微生物の研究
  4. 大阪府堺市でのひき逃げ事件で27歳の男が逮捕された
  5. ウクライナに集結したヨーロッパ各国の首脳とゼレンスキー大統領の結…
  6. ウクライナ東部でロシア軍が侵入、新たな戦線が開かれる可能性
  7. 経済の現状と展望
  8. 円相場が1ドル158円台前半で取り引きされている動向。

ピックアップ記事

PAGE TOP