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マレーシアでの日本人観光客の事故について

マレーシアの観光ツアー中に発生した事故の概要

マレーシアで起きた事故について、ツアーを企画した大手旅行会社のJTBがきょう午後、都内で会見を行いました。

会社によりますと、ツアーは今月21日に関西空港を出発してマレーシア各地の観光地を回るもので、27日に関西空港に到着する予定でした。

参加していたのは50代から80代の日本人観光客11人で、女性が8人、男性が3人だったということです。

事故が起きたのは現地時間のきのう午後1時46分で、日本人観光客11人のうち、70代の女性が死亡し、ほかの10人もけがをして病院に搬送されました。

搬送された人のうち女性3人と男性1人の合わせて4人が今も入院していて、詳しい容体は分からないものの、いずれも意識はあるということです。

きのうは北西部のペナン州から西部のキャメロンハイランドに向かっていて、途中、ペラ州の高速道路上で事故に遭ったということです。

JTB社長が事故の状況を報告、関連する別の事故の情報も

会見をしたJTBの山北栄二郎社長は、トルコ西部で先週、日本人観光客など20人余りを乗せたツアーバスが横転した事故で、病院で手当てを受けていた日本人1人が死亡したことが分かったと報告しました。

外務省は引き続き現地の日本大使館を通じて当局や病院から情報を収集して対応にあたることにしています。

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