衆議院選挙の結果と与党の対応
与党が過半数を下回る結果となった衆議院選挙。
極めて厳しい審判を頂戴した。
石破総理大臣は、みずからが続投し、自民、公明両党による連立政権を維持していく考えを示した。
一方、立憲民主党は、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での野田代表への投票の協力をはじめ、さまざまな連携をほかの野党に呼びかけていく方針を確認した。
今回の選挙は政治とカネを巡る問題が焦点になった。
自民党は小選挙区と比例代表を合わせて191議席、選挙前から50議席以上減らした。
公明党も議席を減らし、与党は過半数割れとなった。
与党が過半数を下回るのは、2009年以来のことである。
立憲民主党は148議席を獲得し、大幅に議席数を増やした。
自民党内の議論と今後の展望
自民党内からは執行部の責任を求める声が上がる一方で、比較第1党を維持できたことを評価する意見もある。
特別国会では、与野党間の駆け引きが活発になる見通しで、与党の体制見直しや政治改革への動きが注目されている。