ボーイングの新提案、組合員の賛成で可決
アメリカの航空機メーカー、ボーイングの労働組合は4日、組合員による投票の結果、4年間で38%の賃上げなどを柱とした会社からの新たな提案が賛成多数で可決されたことを明らかにしました。
これによって、ことし9月から50日余りにわたって続けられてきたストライキは終結することになりました。
ストライキ終結、しかし生産回復には時間が必要
労働組合は組合員による投票で会社からの提案を2度にわたって否決してきましたが、先月末に受け取った新たな提案にについて投票を行った結果、59%が賛成し可決されたということです。
これによって50日余りにわたって続けられてきたストライキは終結し従業員は順次、職場に戻ることになりますが、生産がもとの状態に回復するには時間がかかると見られます。