福島第一原発における燃料デブリ取り出しの開始
福島第一原発では原発事故後初めてとなる燃料デブリの取り出しが完了しました。
東京電力は今年9月からは福島第一原発2号機に釣りざおのような装置を導入し燃料デブリの試験的な取り出しに着手しました。
先月には数グラムの燃料デブリを採取し、東京電力は今日午前11時40分に一連の作業を完了させました。
取り出し後の燃料デブリの分析と今後の計画
今回取り出した燃料デブリは大きさは5ミリ程度で重さは3グラム以下と見られています。
今後、茨城県の施設で成分や構造などの分析が進められ、2030年代には本格的な取り出しを開始する予定ですが、多くのハードルを越える必要があります。