難民映画祭の概要と開催
中東をはじめ、世界各地で相次ぐ紛争などで増え続ける難民や避難民の問題について考えてもらおうと、難民をテーマにした映画祭が始まりました。
難民映画祭は国連UNHCR協会が毎年開いているもので、ことしはガザ地区やウクライナなどの難民や避難民をテーマにした6作品がオンラインで公開されています。
初日のきのうは、東京・港区の会場で上映会が開かれました。
上映作品の内容とメッセージ
上映されたのは、中東のシリアで起きた内戦により難民となった少女を模した巨大な人形が、安全な居場所を求めてヨーロッパを横断するという映画です。
劣悪な環境で生活する難民や、受け入れに反対するデモなどを目の当たりにし、不安を抱きながらも希望を捨てずに旅をする様子が描かれています。
難民映画祭は、今月30日まで開かれています。