人気サンドイッチ店の誕生とその魅力
東京の下町で人気のサンドイッチ店が意外な取り組みを始めています。
店の奥で地元の子どもたちのために寺子屋を始めたんです。
その訳とは。
東京葛飾区にある「寺子屋野球部」は、今年春にオープンしたばかりのサンドイッチ専門店です。
午後2時には売り切れになってしまう人気ぶり。
およそ30種類の手作りのサンドイッチが並びます。
その魅力を聞いてみると、定番のたまごサンドが特に人気です。
店主は芝宮利明さんで、脱サラしてお店を開きました。
子どもの頃、両親がサンドイッチのお店を営んでいて、今度は自分でやってみようと決断したそうです。
無償教育とスポーツ支援の新しい取り組み
寺子屋では、芝宮さんが週に1回近所の小中学生に勉強を教えています。
授業料はなし。
これは、少年時代に自分が受けた恩返しとして始めた取り組みです。
寺子屋では主に算数を教えており、問題には野球の要素を取り入れるなどして子どもたちの興味を引く工夫をしています。
野球チームの子どもたちが多く通っており、勉強と野球の両方を支援することで、新たな部員増加にもつながっています。
保護者からも好評で、地域の子どもたちにとって、楽しく学ぶ場所となっています。