金融庁によるネクステージへの立ち入り検査
自動車保険を巡る不正請求の実態を明らかにするため金融庁が中古車販売大手、ネクステージへの立ち入り検査を始めたことが分かりました。
金融庁はこの会社の保険金請求について不正が行われていなかったかを明らかにする必要があるとし、立ち入り検査に踏み切ったと見られます。
ネクステージは保険代理店を兼業しており、昨年には複数の従業員が友人などの名義を使って自動車の保険契約をねつ造していたことが明らかになりました。
業界全体への不正請求調査の拡大
関係者によれば、こうした背景もあり金融庁は業界内で不正な請求が横行していなかったかを解明する方針で、これまでに複数の中古車販売会社に対しても立ち入り検査を行っています。