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シリアで反政府勢力がアサド政権を崩壊させ、今後の統治が焦点に。

シリア内戦とアサド政権の崩壊

8日、内戦が続いてきたシリアで、反政府勢力が首都ダマスカスを制圧し、親子2代、半世紀余りに及んだ独裁的なアサド政権が崩壊しました。

反政府勢力が主導する暫定政権が、どのような統治を行うかが焦点になります。

そもそもシリアの内戦のきっかけとなったのは、2011年、中東各地に広がった民主化運動、アラブの春でした。

民主化を求めるデモ隊をアサド政権は武力で徹底的に弾圧し、反政府勢力との戦闘が激しい内戦に発展しました。

暫定政権の挑戦と中東の将来

混乱に乗じて過激派組織IS・イスラミックステートが急速に勢力を伸ばしたほか、少数民族クルド人勢力もアメリカの支援を受けて独自の戦いを展開し、泥沼化しました。

今後は反政府勢力が主導する暫定政権が統治を担うことになりますが、この反政府勢力というのが、さまざまな背景を持つ多くの組織で構成されていて、考え方もばらばらなんです。

民主的で安定した政権を作ることができなければ、国が分裂して、中東地域が新たな混乱に陥るリスクをはらんでいます。

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