ハラル食材を使った新たなラーメン作り
修学旅行で来日したインドネシアの子どもたちの目当てはラーメンです。
しかしイスラム教徒であるため、食材によっては食べられないものもあります。
そこで、栃木県佐野市のラーメン店では、新たなラーメン作りが始まりました。
佐野ラーメンの店主、佐藤義之さんは通常のラーメンがイスラム教徒向けではないことから、ハラルの食材を使ったラーメンの試作に取り組みます。
スープにはハラルの鶏肉とアルコールの入っていない醤油を使用し、豚肉の代わりには車ふを使います。
辛いものが好きなインドネシアの子どもたち向けに、辛味を調整した特製ハラル佐野ラーメンの試作品が完成します。
インドネシアの修学旅行生のラーメン体験
午後5時、インドネシアの修学旅行生が到着し、佐野ラーメン体験が始まります。
初めてのラーメン作りに笑顔を浮かべながら、子どもたちは楽しく麺打ちを行い、盛り付けにも挑戦しました。
完成した特製ハラル佐野ラーメンを試食した子どもたちは、その味に大満足の様子でした。
この体験は大成功となり、佐藤さんの家族はこれからも親子で佐野ラーメンの魅力を広めていくことを決意しています。