日本製鉄のUSスチール買収の行方
日本製鉄によるアメリカの大手鉄鋼メーカー、USスチールの買収を認めるかどうか。
判断はバイデン大統領に委ねられることになりました。
買収計画には否定的な考えを繰り返し示してきただけに、判断の行方が注目されます。
バイデン大統領の対応と労働組合の影響
バイデン大統領は、買収計画を阻止する公算が依然として強いと見られています。
今年は大統領選挙の年でしたが、バイデン氏は民主党の支持基盤である労働組合を重視する姿勢を一貫して取ってきたことに加え、来月就任するトランプ次期大統領が、いずれにせよ、計画を阻止すると明言していることも、背景にあります。