新基準を満たさないバットが発覚、使用禁止へ
新年度が始まって2週間余りで、新型反発力規制の野球バットに問題が発覚し話題となっています。
一部のメーカーが製造している金属バットが反発力の新基準を満たしていないため、日本高校野球連盟(高野連)は、これらのバットの使用を禁止すると発表しました。
反発力を抑えた新基準のバットの導入は、打球がピッチャーに当たってけがを防止するためや、試合の公正性を保つことを目的としています。
問題のバットはすべて中国の同一工場製、品質基準の見直しも
日本高校野球連盟によると、基準を満たさないバットはすべて中国の同一工場で製造され、事前の検査では問題はなかったとされていますが、大量生産された製品で問題が発見されたとのことです。
今回の禁止対象となったバットが使われた影響で試合記録が取り消されることはないとされていますが、この問題はスポーツ用具の品質基準を改めて問うものとなりそうです。