急激な円安進行とその影響
円安が止まりません。
およそ34年ぶりの円安水準が続く中、日本銀行は昨日から開催している金融政策決定会合の結果をこのあと公表します。
現在も円相場は1ドル=155円50銭から60銭台で取引されており、昨日一時は1ドル=155円73銭を記録して、34年ぶりの円安ドル高水準を更新しました。
鈴木財務大臣は今朝、万全な対応を取るとした上で、急速な円安による物価高が懸念されると述べました。
市場では政府や日本銀行がいつ為替介入に踏み切るのか、本当に介入に踏み切るのかという警戒感が広がっています。
市場が注目する日本銀行の金融政策発表
前回の会合から1か月余りで、円は約5円の下落を見せています。
この続く円安にどう対応するのか、日本銀行はこのあと金融政策決定会合の結果を発表する予定です。
市場は日本銀行の発表に注目し、どのような方針を打ち出すのかを固唾をのんで見守っています。