被災地の苦難と住民の現状
今年元旦に発生した能登半島地震からきょうで4か月。
これまでに245人の方が亡くなって3人の方は行方不明のままで、現在も4600人余りの方々が避難所での生活を余儀なくされています。
また、およそ3780戸では断水も続いています。
石川県珠洲市では、農業用ハウスで避難生活を続けている人が8人いて、断水が続く中で自分たちで工夫しながら生活を送っています。
また輪島市の海沿いの地区では、住民が避難先から通いながら生活の再建を目指しています。
学校生活の正常化と地域の復興活動
さらに輪島市では、きょうからすべての小中学校で通常どおりの給食が再開されました。
休校となっていた学校の中には、新型コロナウイルスの影響で給食が再開されない学校もあり、児童生徒たちは大きな喜びを感じていました。
また、地元の人たち自身が復興に向けた活動を行っています。
とりわけ五所川原市では、能登半島地震の被害からの復興を願ったパレードが市内で開催され、大勢の人々が集まりました。