パリパラリンピック前哨戦、神戸での大会が始まる
パラ陸上の世界選手権が神戸市で開幕しました。
この大会は、開幕まで3か月に迫ったパリパラリンピックの前哨戦となる大会です。
日本で初めて開催された世界選手権であり、およそ100の国と地域から、1000人余りの選手が参加しました。
初日は、1万人を超える観客が詰めかけました。
唐澤剣也、男子視覚障害クラス5000メートルで銅メダル
男子5000メートル、視覚障害のクラスの決勝では、日本の唐澤剣也が東京パラリンピックの銀メダリストで、この種目の世界記録を持っています。
スピードを強化してきた唐澤は、序盤で2番手につけましたが、3800メートル付近でブラジルの選手が一気にロングスパートをかけ、唐澤は日本勢初の銅メダルを獲得しました。
パリでの雪辱を誓いました。