イスラエル軍、ガザ南部と北部で再び戦闘激化
イスラエル軍はガザ地区南部ラファで攻撃を続ける一方で、北部でイスラム組織ハマスの戦闘員が集結しているとして、再び戦闘を激化させています。
避難を強いられる市民と国際的な対応
イスラエル軍が地上と空から攻撃を続ける南部ラファ。
18日にも、民間人2人が空爆で死亡したと伝えられました。
こちらは、今月4日に撮影されたラファの衛星画像です。
それが10日余りたった今月15日には、多くのテントなどがなくなっているのが分かります。
国連機関は、推計ですでに63万人以上が避難を強いられたとしています。
イスラエル軍は、いったん制圧したとしていた北部ジャバリアでも攻撃を再開しています。
ハマスの戦闘員が結集しているといいます。
こうした中、アメリカ・ホワイトハウスは、サリバン大統領補佐官が19日にイスラエルを訪れ、ネタニヤフ首相らと会談すると発表しました。
南部ラファへの大規模な地上作戦は行わないよう、直接働きかけると見られます。