能動的サイバー防御の法整備検討を本格化
サイバー空間の安全保障環境が厳しさを増す中、政府は攻撃を仕掛けようとする相手のシステムに先手を打って対抗措置を取る能動的サイバー防御の導入に向け、法整備の検討を本格化させることにしています。
不正アクセス禁止法との整合性が課題
能動的サイバー防御は、攻撃元と疑われるサーバーを検知することや、侵入して無力化することなどが想定されています。
一方で、管理者に無断でシステムに侵入することを禁じた不正アクセス禁止法などに抵触しないよう、どのように整合性を取っていくのかが課題となる見通しです。