台南市での実績と新総統任命
台湾の新しい総統として頼清徳氏が就任しました。
頼氏の地盤である台湾南部の台南市を取材しました。
野球村と新総統の政策方向
頼氏は台南市長時代に多くのインフラプロジェクトを手掛け、その中でも特に注目されるのは『野球村』と呼ばれる一大施設の建設です。
四つの球場と二つの練習施設を備えるこの施設は、野球好きの頼新総統の象徴とも言えます。
ただし、政治的な側面でもその影響力を発揮し、市民球団の結成を進める一方で、その運営を民進党主導で行う動きも見られました。
頼清徳氏は、台湾の主権を強調する姿勢を見せつつ、中国との関係では慎重な立場を取ることが多いと指摘されます。