SDV:日本の新戦略と自動車メーカーの取り組み
2024年5月20日のNHKニュースにおいて、日本の自動車メーカーが研究開発費を増額する計画と国の新戦略に関するトピックが取り上げられました。
世界で自動車メーカーの競争環境が大きく変わる中で、政府は日本の新たな戦略を取りまとめました。
この新しい取り組みのキーワードは「SDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)」で、ソフトウエアによってあとから機能を追加する自動車のことであると説明されました。
目指すは2030年:研究開発費増額と具体的な計画
具体的には、高性能な半導体の研究開発やソフトウエアの標準化で協力を促進し、2030年までに日本メーカーのSDVの世界シェアを3割に高める目標が掲げられています。
また、トヨタは研究開発費を1兆3000億円に、ホンダは過去最大の1兆1900億円に、日産は6000億円からさらに上積みする計画を発表しています。
これにより日本の自動車メーカーは、次世代バッテリーやAI、自動運転技術の開発を強化し、世界市場での競争力を高めることを目指しています。
政府は自動車メーカーへの協力を呼びかけ、戦略の実現を図っていく方針です。