ウクライナの学校で修了式開催
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの学校で、修了式が行われました。
戦火の中で迎える節目の一日
ウクライナの学校は毎年9月に新年度が始まり、この時期、修了式が行われます。
キーウの学校には日本の小学生から高校生に当たる児童や生徒が通っていて、31日、教師や保護者と共に校庭に集まりました。
そして、軍事侵攻で亡くなった人々に黙とうをささげたあと、教師たちが終業のベルを鳴らし、1年間の学校生活を締めくくりました。
卒業生たちは、恒例となっているダンスも披露しました。
この学校では、地下室に机やいすを設置してシェルターとして使い、防空警報が出ている間は避難して授業を続けるとともに、子どもたちのケアにも当たってきたということです。