大阪府内の学校の参加意向調査
来年の大阪・関西万博に子どもを無料で招待する大阪府の事業を巡り、府内の1900校のうちおよそ7割の学校が参加を希望すると回答したことが分かりました。
調査方法への疑問と吉村知事のコメント
大阪府は府内在住の4歳から高校生までを万博に無料で招待する事業を進めていて、先月末を締め切りとして、各学校ごとに参加するか意向調査を行ってきました。
その結果、1900ある学校のうち、参加を希望すると回答したのは1390校と全体のおよそ7割に上りました。
一方で2割に当たる350校が未定、検討中と答え、残り1割の学校からは回答がなかったということです。
事業を巡っては交野市の山本市長が、行きたい学校はなかったと学校単位での参加は見送る意向を示している他、アンケートに希望しないの選択肢がなく未定、検討中を選ぶと府から問い合わせがあるため、実際は希望するを選ばざるを得ないなどとして調査方法を疑問視する声が出ていました。
これについて吉村知事は参加は強制ではなく、学校の判断を尊重すると話していました。