デフレ脱却と賃上げ、労働市場改革
今年の経済財政運営の基本方針、骨太の方針の原案がまとまりました。
ポイントは2つです。
まずはこちら。
デフレからの完全脱却に向けて、賃上げを定着させるため、労働市場改革などを推進すること。
そしてもう1つが財政面。
財政の健全性を示す指標、基礎的財政収支について、来年度に黒字化する目標は維持するとしています。
全世代型社会保障と戦略的投資の推進
骨太の方針の原案に盛り込まれたこのほかの内容です。
まずは画面の左上、こちら、人口減少が進む中、能力に応じて全世代が支え合う、全世代型社会保障の構築を目指すとしたほか、脱炭素やデジタルなどの分野では、長期的な視点に立って、戦略的な投資を速やかに実行すること。
また、一般のドライバーが有料で人を運ぶライドシェアについては、全国で広く利用可能にするとしています。
そしてもう1つのポイントが、来年度に基礎的財政収支を黒字化するとした目標の維持ですが、来年度から6年間の新たな経済・財政に関する計画の実行を通じて、経済再生と財政健全化の両立を前進させるとしています。
骨太の方針について、政府は今月中に閣議決定することにしています。