ドイツでのウクライナ復興会議開幕
ウクライナの復興支援を話し合う国際会議がドイツで開幕し、ゼレンスキー大統領は破壊されたインフラ施設の復旧に向けた財政支援を呼び掛けました。
11日に開幕したウクライナ復興会議には、日本を含む世界60カ国以上の政府関係者や企業などが参加し、復興に向けた投資などについて話し合われます。
国際社会から相次ぐ支援表明と今後の予定
会議に参加したゼレンスキー大統領はロシアの攻撃で破壊されたインフラ施設の復旧のための支援や投資を呼び掛けました。
また会議ではEU=ヨーロッパ連合のフォンデアライエン委員長が14億ユーロ、日本円でおよそ2350億円の投資支援を発表した他、イタリアもインフラ整備に1億4000万ユーロ、日本円でおよそ235億円の支援を明らかにするなど、支援の表明が相次ぎました。
ゼレンスキー大統領はこの後、イタリアで開催されるG7=主要7カ国の首脳会議やスイスで行われる和平案について協議する国際会議に相次いで出席する予定で、国際社会に支援の継続を訴える方針です。