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イタリアからスイスに移動したG7首脳たちとウクライナ平和サミット

イタリアG7サミットを経てスイスに集まる首脳たち

イタリアでのG7サミットを終えたばかりの各国の首脳たち。

アメリカのバイデン大統領以外の6人は、今度はスイスに集まります。

そこで待っているのが、ウクライナのゼレンスキー大統領です。

ウクライナが提唱する和平案の実現に向けた国際会議、平和サミットがスイスで始まります。

100の国などが集まり、アメリカからはハリス副大統領が参加します。

ウクライナとしては、国際社会の結束を強調し、ロシアへの圧力につなげたい考えです。

岸田総理大臣も出席して、イタリアで開かれていたG7サミットは、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用することで合意。

また中国企業を含め、ロシアを実質的に支援する第三国の団体に、必要な措置を講じていくことを確認し、首脳宣言に成果をまとめました。

岸田総理大臣はこのあとスイスを訪問し、ウクライナの和平に関する国際会議、平和サミットに参加します。

平和サミットに向けたロシアの新たな提案と中国の欠席

会議には、グローバル・サウスと呼ばれる新興国も含め、100の国と国際機関から首脳級などが出席します。

NHKが入手した会議の共同声明案によりますと、ウクライナが提唱する10項目の和平案のうち、今回は原発の安全確保と食料安全保障など、3つの項目に絞って議論されることになっています。

ウクライナとしては平和サミットで共同声明を採択して結束を強調し、軍事侵攻を続けるロシアへの圧力につなげたい考えです。

その平和サミット。

中国は欠席するとし、ロシアは招待されていません。

会議開催の前日、ロシアのプーチン大統領が突然、ウクライナと和平交渉を始める条件を提案しました。

この中でプーチン大統領は、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州から、ウクライナ軍が完全に撤退することにウクライナが同意し、実際に撤退を開始すれば、和平交渉を始める用意があると主張しました。

また、ウクライナがNATO・北大西洋条約機構への加盟を正式に放棄することなども交渉の条件だとしています。

これらの発言を受けて、ウクライナのゼレンスキー大統領は。

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