イランの大統領選挙候補の選考過程
イラン政府は、今月行われる大統領選挙の最終候補者として6人を発表しました。
注目点は改革派や穏健派の候補、たとえばラリジャニ前議長が失格となったことです。
イランでは大統領選挙に自由に立候補できるわけではなく、事前の審査が行われたうえで最終的な候補者が決まります。
本選に進めた候補のほとんどは現政権と同じ保守強硬派であり、これはイランの指導部が現政権の路線を継続したいという思惑が反映されたものと見られています。
保守強硬派が主流となる選挙展開と今後の政治動向
改革派や穏健派の候補が失格となったことにより、イランの大統領選挙は保守強硬派が主流となる展開が予想されます。
これにより、現政権の対欧米路線の継続が確実視されています。
国内外からは、この選考過程に対する批判と今後のイランの政治動向に対する注目が集まっています。