旧優生保護法をめぐる裁判の争点
旧優生保護法により不妊手術を強制された人たちが国に賠償を求めた裁判で
最高裁大法廷はこのあと午後3時に判決を言い渡します
旧優生保護法をめぐっては不妊手術を強制された人たちが
国に賠償を求めて全国で訴訟を起こしていて
最高裁大法廷はこのうち札幌、仙台、東京大阪の高裁で判決があった
5つの訴訟を審理しています
裁判の争点は旧優生保護法が憲法違反かどうか
不法行為から20年たつと賠償を求められなくなる
民法の除斥期間の規定を適用するかどうかです
5つの訴訟の高裁判決はいずれも旧優生保護法を違憲としましたが
除斥期間の適用については判断が分かれていて
最高裁大法廷が判決を言い渡し、統一判断を示す見通し
最高裁大法廷はこのあと午後3時に言い渡す判決で統一判断を示す見通しです
戦後最大の人権侵害といわれる強制不妊手術で