サダコ像の切断事件発覚、シアトル警察が捜査開始
アメリカ西部ワシントン州のシアトルで、広島の原爆の子の像をモデルに建てられたサダコ像が、足の部分から切断されてなくなっているのが見つかり、警察は窃盗などの疑いで捜査しています。
関係者に事件周知、高騰する銅を狙った可能性も
現地のテレビ局は、関係者が周辺の金属スクラップ業者に事件について周知したと伝えていて、高騰している銅をねらった可能性があるという見方も出ています。
原爆で亡くなった人たちの追悼行事をシアトルで毎年行っている平和団体は、NHKの取材に対し、破壊行為にショックを受け、悲しんでいるとコメントしています。