不正保険金請求問題での全件調査打ち切り
旧ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、損害賠償などの対応に当たる存続会社が不正が疑われる案件の全件調査を打ち切ることを明らかにしました。
一連の不正問題の全容解明が困難となる見通しで、会社は損害保険各社に対し、裁判所での調停による解決を提案しています。
裁判所調停での解決提案とこれからの対応
しかし、会社はきのう、不正の真偽が不明なケースが多いなどとして、全件調査を打ち切ることを明らかにしました。
損害保険各社に対し、裁判所での調停で保険金の返還などについて解決することを提案したとしています。
損害保険各社の調査では、少なくともおよそ6万6000件に上る不正請求があったと見られていますが、全件調査の打ち切りで、一連の不正問題の全容解明が困難となる見通しです。
BALMは、顧客の早期救済を最優先し、その方法についても今後とも損害保険会社との間で真摯に協議してまいりますとしています。