ジュニア時代の苦労と基本の徹底
体操の岡慎之助選手が、東京オリンピックで見事に金メダルを獲得しました。
彼は団体戦でも優れた演技を見せ、個人総合でもその安定感が光りました。
ジュニア時代はミスが多く、競技中に失敗することが多かったため「チン」と呼ばれていた岡選手ですが、努力を重ね基本を徹底的に磨いた成果が実を結びました。
大けがからの復帰と進化
岡選手は2022年4月の全日本選手権で右膝の前十字靱帯を断裂する大けがを負いましたが、治療期間中も上半身の筋力を鍛えるなどして復帰の準備を行いました。
その結果、つり輪の演技で得点が1点近くアップするなど、進化を遂げました。
大けがからの復帰を経て、金メダルを手に入れた岡選手の努力と強い意志が、日本のみならず世界からも大きく称賛されています。