大阪府門真市で中学生がいじめを苦に自殺
おととし、大阪府門真市でいじめを苦に自殺した当時中学3年の男子生徒の遺族が、市と加害した生徒11人に対し、損害賠償を求める裁判を起こすことがわかりました。
門真市立の中学校に通っていた3年の男子生徒はおととし、自ら命を絶ちました。
市の第三者委員会は、同級生らが男子生徒に対してSNS上で「死ね」などと匿名で投稿したコメントや男子生徒が含まれないLINEのグループでの暴言などあわせて62件をいじめと認定しています。
遺族が市と加害生徒に対して損害賠償を求める
遺族側によりますと、男子生徒は心理的な負荷が強まったことで不登校などの適応障害を発症したほか、学校の教員らが適切な対応を取らなかったことで自殺したとして、市と加害した生徒11人に対し今月5日に損害賠償を求める裁判を起こすということです。