ウクライナ軍、セイム川に架かる橋を爆破
ロシアへの越境攻撃を続けるウクライナ軍は18日、ロシア領内の橋を新たに破壊したと発表しました。
ウクライナ軍は18日、国境を接するロシア西部クルスク州のセイム川に架かる橋を爆破する映像を公開しました。
ロイター通信によりますと破壊された橋は、ロシア軍がウクライナの前線に物資を供給する補給路として使われているということです。
越境攻撃の目的とロシア軍の再配備
ウクライナは16日にもセイム川に架かる別の橋を破壊しています。
ゼレンスキー大統領は18日、越境攻撃の目的についてロシア軍からの攻撃を防ぐ緩衝地帯を設けるためだと明らかにしています。
こうした中、アメリカの戦争研究所は6日にウクライナ軍が越境攻撃を開始して以来、ロシア軍はウクライナ東部などから5000人以上の兵力をクルスク州に再配備した可能性が高いと分析しています。