斎藤知事、進入禁止エリアでの降車に激怒
兵庫県の斎藤知事が出張先で公用車から降りて歩かされ職員に激怒したとされるパワハラ疑惑で、降ろされた先は車の進入が禁止されたエリアだったことが分かりました。
斎藤知事を巡る告発文では去年11月、出張先の県立考古博物館で、玄関のおよそ20メートル手前で公用車から降りて歩かされたことに対して職員を怒鳴ったなどとされています。
しかしその後の取材で、公用車から降ろされた場所には進入禁止の標識があり、元々、緊急車両を除いて車両の進入が禁止された場所だったことが分かりました。
関係者によりますと、知事からの叱責を受け、帰りは禁止エリアに公用車を無許可で進入させていたということです。
知事の主張:円滑な動線確保のための指導
一方で斎藤知事は、円滑な動線確保のための業務上必要な指導だったとしています。