時事ニュース

震災後の書店営業と漫画雑誌の役割

震災後の書店が子どもたちに与えた笑顔

13年前の3月19日、東日本大震災の直後に発売された、人気漫画雑誌『ジャンプ』がお店に置かれ、たくさんの子どもたちに笑顔と安らぎを与えた経験があります。

この雑誌を提供したのは仙台市青葉区にある親子2代で続くまちの書店で、震災後の避難生活を送る人々にわずかながらも楽しみを提供しました。

最後に残した書店の奇跡的な役割

子どもたちは立ち読みをする代わりに、読んだ回数に応じて募金を行い、集まった4万円余りのお金は津波を受けた地域に本を届けるプロジェクトに寄付されました。

1冊の漫画雑誌がもたらしたささやかな奇跡をもたらしたまちの書店は、電子書籍の普及などで惜しまれながらも今月いっぱいで閉店します。

関連記事

  1. トランプ前大統領の発言と批判
  2. 東京オリンピック・パラリンピック談合事件、電通に罰金3億円求刑
  3. トランプ氏への支持と有罪評決の影響
  4. 銀座での白タク営業で72歳の男が逮捕
  5. 新型コロナウイルスの症状分類変更から一年が経過した変化
  6. アメリカのトランプ前大統領が暗殺未遂の後、選挙イベントで支持者に…
  7. 観光農園西山ファームの巨額投資詐欺事件で元副社長の裁判が始まり、…
  8. イスラエルとハマス間の人質解放交渉が進展

ピックアップ記事

PAGE TOP