時事ニュース

全盲の人々が新しい横断歩道の標識改正に不安を表明

警察庁、白線間隔を45センチから90センチに拡大決定

2024年9月1日、NHKニュースによると、警察庁は横断歩道の白線の間隔を現在の45センチから90センチに広げることを決定しました。

この変更により、白線の塗り直しの頻度が減少し、費用も削減できるとされました。

しかし、目の不自由な人たちからは不安と戸惑いの声が上がっています。

全盲の吉泉豊晴さんは、現在の白線の間隔が把握しやすいため、間隔が広がることでまっすぐ歩くことへの不安を感じていると述べました。

視覚障害者の不安を受けての対策と専門家の意見

また、視力が弱い人や視野が狭い人たちからも、白線が横断歩道の目印になっていたので、白線が減ると分かりづらくなるとの意見が寄せられました。

このような声を受けて、警察庁は当初の方針を変更し、信号が変わったことを音で知らせる装置や誘導ブロックが設置されている一部の横断歩道に対象を絞り、制度を開始しました。

交通工学の専門家は、警察は利用者の不安を解消するための努力が一層必要だと指摘しています。

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