ロシア軍哨戒機が日本列島周辺を飛行
防衛省は、きのう、ロシア軍の哨戒機2機が日本列島周辺を1周するように飛行したと発表しました。
ロシア国防省は、今月10日から太平洋などで演習を行っていると発表していて、防衛省が警戒と監視を続けています。
自衛隊機の対応と警戒強化
防衛省によりますと、きのう、ロシア軍のTU142哨戒機2機が日本海上空から対馬海峡を通過して、東シナ海上空へ飛行したあと、沖縄本島と宮古島の間を通過して、太平洋上空に出ました。
2機はその後、日本列島を1周するように太平洋を北上し、北海道沖からロシア方面に戻りました。
この間、自衛隊機がスクランブル・緊急発進しましたが、領空侵犯はなかったということです。
ロシアの軍用機が日本列島を1周する形で飛行するのは5年前以来です。
ロシア国防省は、今月10日から太平洋などで演習を行っていると発表していて、防衛省が警戒と監視を続けています。