記録的豪雨の影響で孤立する集落
石川県能登地方を襲った記録的豪雨で道路が寸断され孤立状態が続いている集落から自衛隊のヘリを使った住民の集団避難が始まりました。
輪島市から中継です。
輪島市航空自衛隊の輪島分屯基地に来ています。
こちらでは孤立集落からの住民の集団避難が行われました。
西保地区は土砂崩れや倒木で道が塞がれ集落が孤立し、48人が取り残されていました。
昨日職員がヘリコプターで住民の意向を確認し、40人が集団避難したということです。
ヘリから降りた人の中には100歳の男性もいて、自衛隊員に抱えられながら降り立ちました。
住民の安堵と避難所への移動
このような厳しい状況の中、住民は「怖かった。
本当にありがたい」と口々に話し、安堵感から涙する人もいました。
住民はその後、マイクロバスに乗り込み市内に開設されている避難所に向かう予定です。
政府や自衛隊は引き続き、被災地の支援に全力を尽くす姿勢を示しています。