観光船沈没と社長の逮捕
北海道知床半島沖で観光船が沈没し、26人が死亡・行方不明となった事件で、運航会社の社長が逮捕された。
観光船が出航した後、社長や会社側が一度も船と連絡を取り合わず、安全確認を怠っていたことが明らかになった。
武田精一容疑者は、第1管区海上保安本部に業務上過失致死などの疑いで逮捕され、事故当日、海が荒れた場合は引き返す条件付き運航で観光船を出航させたと説明していた。
捜査結果と社長の起訴見込み
捜査の結果、社長や会社側は観光船が出航した後、一度も連絡を取り合わず、定期的な安全確認を怠っていたと判断され、釧路地方検察庁は今日、社長を業務上過失致死の罪で起訴するものと見られる。
これにより、社長には運航管理者としての安全を確保すべき義務があったとされている。