スキー場の夏季営業強化の背景
長野県白馬村にあるスキー場は、若者のスキー離れや暖冬の影響で経営難に陥る中、夏場の営業を強化しています。
もともとおよそ70年の歴史を持つこのスキー場では、最盛期には年間40万人以上の利用客がありましたが、2000年以降はスキー人口の減少に伴い、来場者が減少していました。
そこで会社は7年ほど前から、グリーンシーズンの営業に力を入れ、夏でも楽しめるアクティビティーを増やすことに取り組んできました。
売上回復とさらなる事業展開
この結果、最近の夏季の客数は冬季を逆転し、売り上げの回復に成功したため、今年は老朽化したゴンドラの改修にも着手しています。
さらに夏場のアクティビティーを11月中旬まで楽しめるようにして、今後も事業の多角化と活性化を図っています。