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能登半島地震の影響、高齢者の認知機能に懸念

能登半島地震とその影響

能登半島地震の発生からきょうで10か月です。

被災した地域では、地震による被害や避難生活などで周囲との交流が大幅に減る傾向が見られます。

こうした生活の環境の変化が、高齢者の認知機能に影響を与えている可能性を、金沢大学の研究グループが指摘しています。

地震発生時刻の午後4時10分ごろ、輪島市では、犠牲者を悼んで手を合わせる人の姿がありました。

能登半島地震では、災害関連死も含めて合わせて426人が亡くなりました。

地震発生から10か月、今も避難生活を続ける人たちがいます。

高齢者の認知機能に対する調査結果

周囲との交流が減るなど、生活環境の変化で懸念されるのが、高齢者の認知機能への影響です。

金沢大学の研究グループは、地震で大きな被害が出た七尾市中島町で、認知機能に衰えが見られない高齢者を対象にアンケートを行いました。

調査結果は途中段階で、さらに精査が必要だとしたうえで、地震による被害や避難生活が認知機能に及ぼす影響を注視していく必要があるとしています。

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