酒造りの伝統技術とその重要性
ユネスコの無形文化遺産に日本の伝統的酒造りが登録される見通しとなりました。
日本政府が申請していた日本酒や焼酎、泡盛などの伝統的酒造りについて、事前審査に当たっていたユネスコの評価機関が無形文化遺産に登録することが適当との勧告を出しました。
伝統的酒造りは穀物を原料とするこうじを使って発酵させる手作業の技術で、日本各地の気候風土に合わせて発展し、杜氏や蔵人らによって受け継がれてきたものです。
無形文化遺産登録の最終決定
無形文化遺産は芸能や伝統工芸技術、社会的習慣などが対象で、伝統的酒造りが登録されるかどうかは来月開かれるユネスコ政府間委員会で決まる見通しです。